【お米選びで迷わない!】
ラベルの用語解説

自然派のお米を探していると、いろいろな言葉が出てきて混乱してしまいますよね。
「JAS」や「栽培期間中農薬不使用」など、似ているようで実は意味が違うこれらの言葉を、わかりやすく解説します。

1. 「栽培期間中農薬不使用」とは?

現在、スーパーなどで「無農薬」という表示は禁止されているのをご存知ですか?その代わりに使われているのがこの言葉です。

  • 意味: そのお米を育てている間、農薬を一切使わなかったことを指します。
  • 注意点: あくまで「その栽培期間中」の話なので、前作の残留成分や、隣の田んぼからの飛散(ドリフト)については厳密な規定がありません。
  • ポイント: 「無農薬」と呼びたいところを、ルールに従って正しく表記している誠実な証でもあります。

2. 「JAS(有機JAS)」とは?

こちらは、国が認めた「厳しい基準をクリアした証」のマークです。

  • 意味: 農林水産省が定める「有機JAS規格」に基づき、登録認証機関の検査に合格したもの。
  • 条件: 原則として、種まき前の2年以上(多年生は3年以上)、禁止された農薬や化学肥料を使っていない田んぼで育てられたお米です。
  • 違い: 「栽培期間中〜」は自己申告に近いですが、JASは第三者の認証が必要です。

3. 「一年目(転換期間中)」とは?

JASマークの中に「転換期間中」と書かれていることがあります。

  • 意味: 有機栽培を始めてから「2年以内」の状態です。
  • 立ち位置: 農薬を使わない栽培をスタートして1年目や2年目の、いわば「有機JASの卵」です。土壌はまだ完全な有機の状態ではありませんが、農家の努力はベテランと同じ。応援したい時期のお米です。

4. 「天日干し(はぜかけ)」とは?

これは栽培方法ではなく、収穫後の「乾燥方法」の違いです。

  • 意味: 現代の主流である「乾燥機」を使わず、太陽の光と風の力でゆっくり乾燥させる伝統的な手法です。
  • メリット: 逆さまに吊るすことで、茎に残った栄養や旨味がじわじわと粒に降りてくると言われています。
  • 希少性: 非常に手間がかかるため、市場に出回る量はごくわずか。独特の甘みと香りが特徴です。

比較まとめ表

項目 信頼の証明 土壌の条件 手間の種類
栽培期間中農薬不使用 自己申告・農家のこだわり 規定なし 雑草管理など
JAS(有機JAS) 国家規格・第三者認証 2〜3年以上不使用 厳しい帳票管理
一年目(転換期間中) 国家規格(移行中) 1年以上不使用 土作りのスタート
天日干し 伝統製法 乾燥方法のこだわり 収穫後の重労働
最後に:どのお米を選べばいい?
  • 安心を数値や規格で選びたいなら: 有機JASマーク付き
  • 農家さんの姿勢を応援したいなら: 栽培期間中農薬不使用
  • お米本来の甘みを楽しみたいなら: 天日干し

自分のライフスタイルや好みに合わせて、お気に入りのお米を見つけてみてくださいね!

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